●概要

2003年9月、5日間ほど北インドを旅しました。ホテ
ル、移動手段すべてが手配済みの完全なツアーで、
わたしにとって3か国目の海外旅行です。

タージマハル、ジャイプールの町並みなど見どころが
盛りだくさん。あまりにエネルギッシュすぎて、拒絶反
応を起こす人も多いと聞きます。

デリー、アグラ、ジャイプールと陸路でまわって最後に
デリーに戻るというツアーらしいルートでした。

首都デリー ・アグラ ・アグラ〜ジャイプール ・ジャイプール 


・首都デリー

言わずと知れたインドの首都です。

空港に降り立った瞬間、むせかえるようなスパイスとホコリのにおいが熱風に乗って襲い掛かりました。街の至る所で人や動物やそれら(?)の死体
が転がっており、かなりのインパクトがあります。

観光客に近づいてくる現地の人はすべてお金目当てのように思えるくらい積極的で疲れます。自動車が交差点で停まると物乞いが窓ガラスをバン
バン叩いてきました。そんな街です。
どこまでも伸びて、どこまでも続く。
(デリー中心部)

そこらじゅうにいた。
(デリー市街)


・アグラ

デリーから東南に車で半日ほどの大都市です。かの有名なタージ・マハル、アグラ城があります。
アグラの王様は愛する王妃のために、アグラ城のテラスからよく見えるところにお墓を建てたそう。
テラスからアグラの街を流れる川の向こう岸、タージ・マハルとの位置関係は左のマップからも確認できます。
旅行も、欠くべからざるインドの娯楽。
(タージ・マハル)

表と対照的な静けさ。ただただ放射熱。
(タージ・マハルわきの建物)
城の内側、生す苔。
(アグラ城中庭)

堅牢の赤、不動の色。
(アグラ城外壁)
ここからなら、いつでも見守れた。
(アグラ城テラス)


・アグラ-ジャイプールの道

アグラからジャイプールまでは、車で半日揺られます。

都市と都市との間の風景の移り変わりは、大変興味深いです。
車道に人があふれたら、あきらめる。
(アグラ-ジャイプール)

資材と住居と洗濯物。ホコリにまみれた生活のにおい。
(アグラ-ジャイプール)
西へ。うつり替わる風景。
(アグラ-ジャイプール)


・ジャイプール

ジャイプールはデリーから南西へ自動車で半日。歴史的な街並みがとても美しいところです。

マハラジャの宮殿だったシティ・パレスでは豪華絢爛な装飾がいまなお輝いています。街の作りから当時の生活風景が垣間見えるような気がしまし
た。
北の丘には象の背に揺られ。
(アンベール城)

インドの緑。
(アンベール城沿道)
石格子と、外壁の質感のささやき。
(アンベール城外壁)


貴族ののぞき穴。通りに見える庶民の営み。
(風の宮殿)
絢爛なる天井の装飾。作った人と造らせた人がいた。
(シティ・パレス)