●概要
ブラジルにやってきたのは南米一周ひとり旅の追い
込み、2003年12月でした。
ブラジルはとても広く、ジャングルは道が未舗装のた
め、陸路の長距離移動は困難です。1度の渡航であ
ちこち回りたいのなら、飛行機をお勧めします。
ブラジルは自然の王国です。豊かな緑を目の前にす
ると、すぐにブラジルの国旗のセンスの良さが理解で
きます。
食べ物は基本的に安く、定番のフェジョン豆の煮込み
フェイジョアーダがおいしいです。
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フォズドイグアス
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サンパウロ
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アマゾン船ベレン付近
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アマゾン船マナウス付近
・フォズドイグアス
世界遺産イグアス滝を観光する上で拠点となる町です。イグアス滝は世界最大規模の滝です。パラグアイ・ブラジル・アルゼンチンの3つ巴のこっき
ょうにまたがります。
基本的にはどの町からもアプローチできます。
ブラジル側のイグアス滝は、観光施設というよりはむしろ自然保護区という位置づけです。雄大な滝の姿をやや離れた所から一望することがができ
ます。
ブラジル側はイグアスの全体像が見渡せる。
(ブラジル側イグアス滝)
・サンパウロ
ブラジル最大級の規模を誇る大都市です。世界最大の日系人街があることで有名です。2008年は日系移民100周年ですのでブラジルと日本の
双方でイベントが催されているようです。
インフラがとにかく進んでおり、地下鉄やバスを駆使して外国人旅行者も自由に街を移動することができます。
見所は何と言ってもこの町そのもの。原生林公園や博物館、歴史的なカテドラルなどとても1日では回りきれません。
サンパウロを説明する1枚。
(中心部郵便局広場)
明るい雰囲気で街に溶け込む。
(カテドラル)
若い女性がとても多い。エアロビ感覚?
(カポエイラ道場)
奇跡のマリア伝説は、3万人の巡礼者を集める。
(サンパウロ郊外アパレシーダ大聖堂)
・ベレン-サンタレン
ブラジル北部のアマゾン地域は道路が整備されておらず、また陥没や浸水で道路自体がなくなることもしばしば。そこで活躍するのが船です。
河口のベレンからサンタレンを経由して上流のマナウスまで。わたしはブラジルから北西のベネズエラに向かうべく1週間かけてアマゾン川を逆流ク
ルーズして移動しました。
ハンモック持参の3等客室。
(ベレン港渡航船内)
東洋人が珍しいようだ。退屈だもんね。
(渡航船内の子どもたち)
底抜けに明るい笑顔。仕事は命がけ。
(サンタレン港の子供)
南国フルーツが所狭しと並ぶ川沿いの土手。
(サンタレン港付近)
・サンタレン-マナウス-ボアビスタ
船酔いや船全部を覆い尽くすほどの虫の奇襲、エアコン冷えを何とかこらえてマナウスに到着すると、いつしか乗客たちはそれぞれ友だち同士に。
そこかしこで記念撮影や住所交換が行われていました。わたしはこのまま陸路で北上を続けてベネズエラを目指します。
思ったより寝心地は良くないんですよ。
(アマゾン渡航船ハンモック)
いなせな甲板サンバ。彼らはこの船で知り合った。
(アマゾン渡航船甲板)
自然は完璧な美しさを見せてくれる。
(マナウス-ボアビスタジャングルの夕焼け)
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