●概要

2003年9月からの南米一周ひとり旅の最後の国コロ
ンビアに到着したのは2003年12月の暮れでした。

エクアドルから始めて、道中各地の文化や人々を見て
きましたが、またアンデスに「戻ってきた」という気がし
ました。

コロンビアは暑苦しくて危険というイメージが付きまと
いますが、首都ボゴタは少し肌寒いくらいの高山気候
で、上品な雰囲気が街を行き交う人々に漂います。

決して豊かとは言えず物価も安いのですが、品格を
見せてくれた国でした。

サンタマルタ ・カルタヘナ ・首都ボゴタ


・サンタマルタ

コーヒーで有名なサンタマルタは、カリブ海に面したビーチリゾートの町です。町自体が砂浜に面しており、夜の涼しい海風を浴びながらオープンテラ
スでカフェなんかも楽しめます。

海沿いをバスで1時間ほど行ったところにタイロナ国立公園という海浜公園があります。多くの白人系個人旅行者が、この公園内にハンモック1つで
「住んでいる」そうです。
魚を釣って焼いて食う。ヤシを拾って割って飲む。
(タイロナ国立公園)

色彩の妙。ハンモック1つで住める公園。
(タイロナ国立公園)


・カルタヘナ

美しい街並みのカルタヘナは、かつての城塞都市としての面影を残します。

海沿いの旧市街はいまだ町全体を城壁に囲まれており、海に向けて大砲が設置されています。また、町はずれの要塞跡が堅牢さを物語ります。

新市街はとてもカラフルでかわいらしいです。
城塞都市、カリブに向けた大砲。
(旧市街入口の広場)

ゴミ一つない町並み。右下にあるのはゴミじゃないです。
(新市街のカラフルな家々)


・首都ボゴタ

コロンビアの実質首都ボゴタはアンデス山脈北部の高山地帯にあり標高が高く気温も低いです。ホットシャワーが恋しい。

上品な雰囲気は、ゴミ1つ落ちていないきれいな通りから、道往く人々、清涼な空気から感じられます。

セントロのアルマス広場は宗教が人々の生活に馴染み浸透している様子がうかがえました。とても自然な感じです。
エルドラド伝説発祥の湖は軍事閉鎖で一般公開されていない。
(郊外のワタビータ湖周辺の田園風景)

きれいなレンガ道。本当に掃除が行き届いている。
(セントロの道)
市民のいこいの場。生活の一部。
(アルマス広場カテドラル)

雨上がりに反射する。
(アルマス広場)