●概要

2003年9月からはじめた南米一周ひとり旅の6か国
目、ウルグアイに到着したのは2003年11月の下旬
でした。

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからラプラタ川の
河口を船で渡って向こう岸の港町コロニアへ。3時間
程度の船旅でしたが、船内の売店ではたばこ・お酒・
香水の類が免税価格で販売されていました。

かつて南米一物価の高い国として名をはせたウルグ
アイでしたが経済破綻した現在、重工業化の夢の跡
に牧畜国家としての面影が見え隠れします。

コロニア ・首都モンテビデオ 


・コロニア

港町コロニアは、アルゼンチンの首都から日帰りで行けるということもあり、観光客に大人気です。コロニアから続く海沿いには、アルゼンチンのお金
持ちが別荘を建てたりするそうです。

洗練された雰囲気、レトロな街並みや車が白壁と石畳にきれいに浮かび上がります。とても美しい港町です。ウルグアイの観光はここに凝縮されて
いると言ってもいいくらい、おススメです。

わたしはレンタルバイクで町をぐるりと一周してきました。
石畳に映える色彩。
(町の一風景)


・首都モンテビデオ

ウルグアイの首都です。

近代建築は補修もされずなかば風化したような雰囲気が漂います。ときおり陥没したコンクリートを馬車が行きかう様子が牧畜国家の情緒にあふれ
ています。砂浜に面しており、穏やかで過ごしやすい気候でした。

外国人の観光客は極端に少なく、バスターミナルのインフォメーションで紹介される安宿はWindsorというお決まりのホテルです。レセプションのお
じさんや、従業員のお兄さんにはとても親切にしてもらいました。
風化という表現がしっくりくる、ひび割れコンクリート。
(街の中央広場)

水筒持参の量り売り。
(街の中央市場)