●シルクロード諸国の安宿


キルギス共和国の宿
  ※すべて1人当たりの金額(管理人が支払った金額)。
  ※「ダを1人」=ダブルを1人で使う場合。「ダを相」=ダブルを現地人と相部屋する場合。
  ※ド=ドミトリー、シ=シングル、ダ=ダブル、ト=トリプル、無印=民泊などの特殊ケース。
  ※その地域における管理人の個人評価…◎=値段以上 ○=値段相応 △=値段以下
ビシュケク サクラゲストハウス ホームページ、旅行人
ド200ソム(約600円)○ シャワー兼トイレ共同 日本語英語可 プール キッチン 2008年立派な宿舎を増築中
オーナーの引田さんは気さくで、いろんな相談にも乗ってくれる。サロンに顔を出しては日本人欧米人問わずお酒を飲んだりゲームをしたり。娘さんのさく らちゃんとそらちゃんもかわいい。トイレ(シャワーと一体)がオーナー一家と共同で1つしかないためかなり込み合う。また工事中のため瓦礫や埃が多く、 外にあるキッチンも設備不十分でやや使いづらい。ベッドの絶対数が少なく夏は泊まれないこともあるため、新宿舎の完成を待ってからのほうが良い。 2008年中完成予定とのこと。
ビシュケク SouthGuestHouse(南旅館) ホームページ、旅行人
ド130ソム(約400円)◎ トイレ(紙あり)シャワー共同 キッチン冷蔵庫 日本語情報ノート
2008年管理人のナンチャン氏はアフガンに出稼ぎ中で宿にはお母さんしかおらず英語も日本語も通じないが、誰かしら勝手の知っている日本人の副管 理人がいる。中央アジア最安をうたっており、確かに安い。お母さんがいつも掃除をしてくれるため台所やトイレは使いやすいし、冷蔵庫もあるので自炊 が楽。町の中心から遠いため、ミニバスやトロリーでの移動が必須。旅館とあるが実際は普通のアパートの空き部屋をドミトリーにしている。団地敷地内 に安い商店街があり生活には便利。
カラコル スタジオーン 町の運動場の脇の宿泊施設 誰に聞いても大抵知っている、旅行人
ト200ソム(約660円)○ トイレ共同 シャワーなし
旧ソ連的なにおいがプンプンする宿泊施設。シャワーは壊れて使えない。部屋の鍵は壊れかけ。管理人の泊まった部屋は電球が切れており、夜は暗か った。カラコルの町は夏場になると各国からの旅行者でめぼしい宿はいっぱいになってしまうため、ここはある意味切り札。管理人のおばちゃんは親切で 一応売店もあるためシャワーさえあればOKな宿。宿の廊下は運動場の客席とつながっており、朝はピッチでサッカーをする少年たちや陸上競技に励む 若者の姿が見られる。徒歩2分で小さな動物園あり。
カラコル ヤクトゥル(旅行会社)経営の宿 ロシア正教会正門の通りを南西に300メートルほど行くと看板あり、旅行人
ド300ソム(約1000円)○ トイレシャワー共同 各種渓谷へのツアー手配 広い庭でテント可 果樹
人の良さそうなおじさんが管理人。カラコルは周辺の山々のトレッキングの拠点となる町なので、夏場は世界各国からの旅人で宿がいっぱいになる。こ の宿もかなりの人気宿。旧ソ連的な造り(廃墟っぽいボロ建築)だけれどおしゃれな感じがする宿。ここと上述のスタジオーンを除けば宿泊代は1.5倍〜 する。きれいな庭園には洋ナシや杏がなっておりもいで食べるとおいしい。きれいなサロンがあるが、台所が使えるかどうかは不明。客のグループごとに 部屋を振り分けてくれた。
タムガ Ascar&Tamara バザール兼バスターミナルの隣でマルシュルートカから降りたらすぐ目の前
トを2人、350ソム(約1200円)◎ トイレ(紙あり)シャワー共同 夕食150ソム朝食100ソム 英語可 果樹
アスカル父さんとタマラ母さんのゲストハウス。中央アジアで初めてサービス業に出会った。やや高いけれどそれ以上の満足を得られるペンション。徒歩 30分で湖水浴場へ。中央銀行で働く英語堪能な息子ティムール(29)が休暇の間に手伝いに戻って来ていた。お母さんは元ロシア語の教師で英語を独 学で勉強。とてもおしゃべり好きで明るい人。お父さんは阿部公房など日本の小説が好き。親日家で日本人価格を設けている(白人には上記の1.5倍ら しい)。冬は一家ともにビシュケクに戻ってしまうため3月〜10月のみ経営。夜はかなり冷えるため、2008年前庭に室内サロンを建設中。美しい家庭菜園 の果実や自家製のジャム、お母さんの手料理はとても暖かくておいしい。
アルティンアラシャン 丸太小屋ゲストハウス アラシャン川を渡ってすぐ
150ソム(約500円)○ 夕食150ソム朝食100ソム温泉100ソム 設備は山小屋なみ 電気なし
上記は8月価格でオフシーズンは宿泊・夕食が各100ソム。温泉に入りにアクスー村から徒歩6時間の山道を行き、アルティンアラシャン村へ。村に家は 4、5件しかないためすぐにわかる。たいてい夏に民泊を受け入れている。管理人が行った時はすでに客でいっぱいだったため、離れの家屋に泊まった。 ベッドは堅い。トイレは家の離れにある木のボックス。夜は結構冷えるので上着持参。ここを拠点にさらに山の奥へ乗馬トレッキングなどもできる。温泉は 川沿いの小屋で、内鍵が閉まる。脱衣所、洗い場、湯船があり管理人は到着した夕方、食後の深夜、翌早朝の3回楽しんだ。熱過ぎずぬる過ぎずちょう ど良い。のぼせたら外へ。周囲に売店など存在しないので、行きと帰りの食料を持参。湧水は飲める。
オシュ メイマンカナヌルベク バザール南部川の西側敷地内、旅行人
ト200ソム(約600円)○ トイレシャワー共同 12時過ぎると電気落ち 日本語情報ノートあり
女主人の対応が悪いというが顔が怖いだけで普通の人だ、と旅行人に紹介されていたが、確かに普通の人である。しかし金にがめつくひどい時には7時 くらいにマネーと叫びながら叩き起こされる。またシャワーは客より自分優先というのも悪い噂の種。彼女の知っている英語はマネーとトゥモローのみ。も はや口癖か。立地は良いが知らないと迷ってしまう。ターミナルからバザールに入り、川の西側のバザール敷地内を北上すれば左手に大きな柵が見え るはずだ。
オシュ O.G.Hオシュゲストハウス クルグズスタン通りを北上し、左手にモスクが見えたらその次の路地を入る、ロンプラ
ド195ソム(約580円)○ トイレシャワー共同 12時過ぎると電気落ち 日本語情報ノート キッチン ネット(電話回線)
ビシュケクの南旅館同様普通の団地の一室を宿にした感じ。冷蔵庫もありキッチンも解放されているため自炊ができる。ただし普通の団地であるためと にかく場所が分かりづらい。旅行人に情報が詳しく載っていないからか、欧米人がやたら多くせっかくの日本語情報ノートもからっきし。路地に入り突き当 りを右折。水道管アーチが見えたらくぐるように左折。左手の棟(入口から2棟目)3つ目の入り口から階段を上り4階の右側の部屋。管理人は宿泊はしな かったがタジクへの乗合ジープの待ち合わせとネットのために出入りした。旅行人の地図に記載があるが行き方の記載なし。ロンプラには行き方の記載 あり。

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