・ペルセポリス

イラン最大のハイライトは、アケメネス朝ペルシャの帝都ペルセポリスです。周囲にはペルシャの王族の墓や当時の様子を生
き生きと今に伝えるレリーフが残されています。

管理人は歴史には疎い方なのですが、これらの遺跡を見ているとダレイオス三世とアレクサンダーの戦いがいかに壮絶で、い
かに歴史を揺るがす大合戦だったのか容易に想像がつきます。

それほどまでにこれらの遺跡はペルシャ帝国の強大さを伝えてくれます。
幹線道路上でバスを途中下車。ヒッチハイクで目的地へ。
(シラーズ・ペルセポリス間)

王墓の掘られた断崖に赴く。墓は権力を見せつける。

(ナグシェロスタム「ネクロポリス」)
精巧なレリーフと十字に切り出した王家の墓。
(ナグシェロスタム)

敷地内にはゾロアスター教寺院が残されている。

(ナグシェロスタム)
田園と牧童と断崖。今は昔の物語。
(ナグシェロスタム前の田園)

洞穴に掘られた精巧なレリーフ。

(ナクシェラジャブ)
浮彫された人々は生き生きしていた。
(ナクシェラジャブ)

偶像禁止により顔面は破壊されるも圧倒的な存在感。

(ペルセポリスのクセルクセス門人面翼獣象)
人の数が権力を物語る。
(同百柱の間の門)

出身国ごとの装飾品や貢物。超大国だ。

(同アパダーナーのレリーフ)
王がライオンにナイフを突き刺す。権威と強さの象徴。
(同百柱の間の門)

獅子の像は夕日を咥えて南をにらむ。

(同百柱の間の門)
彼の敗北により、時代は大きく動いたのだ。
(同ダレイオス三世の王墓)

この夕日は何千年も変わっていないのだろう。

(同ラフマト山からの眺め)