・タブリーズ

イラン北西部の中心的な街です。交通の要所でもあり、アゼルバイジャン・アルメニア・トルコと言った近隣諸国との交流も
盛んです。このあたりからロシア語を耳にする機会が増えます。近隣の奇岩の山村は有名な観光地です。

大都市である割に外国人に慣れていないせいか、人々は持ち前のペルシャ民族の誇りを振りかざし、時に外国人に対していわ
れなき差別を持ち出したりします。その傾向はイランのどの町よりも顕著でした。

奇岩の山村キャンドヴァンやアルメニア国境のジョルファが郊外にあります。
百歩あるくごとに侮蔑や陰口を投げかけられる街。
(タブリーズ市バスターミナル)

公園脇の売店にて。ベンチとチャイとタバコと猫と。

(ゴレスタン公園)
これ、ペルシャ絨毯アートなんですよ。きれいですね。
(タブリーズバザル)

強烈な雷とともに冷たい雨が降り注いだ。

(タブリーズバザル)
石造りの古きバザル建築はひんやりとした湿気を蓄える。
(タブリーズバザル)

雨脚の強くなる中、靴の修理屋台で主を待つ。

(タブリーズ市街)
ふふん、なんだよ。寒いなぁ、な。
(タブリーズ市街)

湿った冷気だけが残されたバザルの夜の通路。

(タブリーズバザル)
キャンドヴァンへはまずローカルバスで近くの町まで。
(タブリーズ・オスク間)

ここから観光タクシー。今日は晴れたぞ。紅葉がきれい。

(オスク・キャンドヴァン)
これか、イランのカッパドキアと称される山村。
(キャンドヴァン)

観光地ながら、生活の活気が入り乱れている。

(キャンドヴァン)
石階段に元気なニワトリ。絶対に旨いと思う。
(キャンドヴァン)

岩をくりぬいた家々。木枠や石積みの壁の美しいこと。

(キャンドヴァン)
削って磨いた家の内側。電燈がなぜかマッチする。
(キャンドヴァン)

生きている村。張り巡らされた電線が危なっかしい。

(キャンドヴァン)
久々のお天気で眠くなるよ。ふかふかのベッドでご機嫌。
(キャンドヴァン)

この水は健康に良いらしい。どっち系の健康か推察しよう。

(キャンドヴァン)
短距離のローカル線に乗るのは初めて。良い味出ている。
(水曜8時のジョルファ行き列車)

鈍行。雨の音と車窓と風景。悠久の旅を思わせる。

(タブリーズ・ジョルファ間)
昼の雨上がり。アルメニアへ行く人々が乗り継ぎに急ぎ足。
(木造駅舎が温かいジョルファ駅)

観光タクシーで郊外のアルメニア教会へ。

(サントステファノス教会)
外敵の侵入を防ぐ造り。紀元1世紀までさかのぼる歴史。
(サントステファノス教会)

特徴的なモザイク煉瓦と入口のイスラミックな飾り。

(サントステファノス教会)
補修は見事に進んでいる。
(サントステファノス教会)

美しい庭園。外壁はアルメニアからの巡礼者向けホテル。

(サントステファノス教会)
乗合タクシーの呼声。バスは少ない。ロシア語表示の看板。
(ジョルファ中心ロータリー)

乗継ぎ乗継ぎの不安な移動。人の手助けだけが頼り。

(ジョルファ・アラマンド・ホィ・マークー間)