・バットマン

南部アナトリアの中でも深い歴史を誇る町のひとつです。

郊外のハサンケイフには、古代の城塞が残されています。河の侵食によりできた両岸の崖を掘って作った城塞都市と、それら
を繋ぐ巨大な橋のスケールは他に類を見ません。城塞の頂上に広がる街並みは苔むし、空中都市遺跡という表現がマッチしま
す。

またこの辺りのクルド人の中心的な街であるディアルバクルには、万里の長城に次いで世界第二位の長さを誇る城壁が延々と
続いています。
アナトリアの大地。ゴツゴツした岩が開墾を妨げる。
(ウルファ・バットマン間)

彼らは昼食を振舞いながら堂々とクルド人だと名乗った。

(バットマン郊外のオトガル)
これがクルディッシュスタイル、さ、写真を撮れ。
(チャイに誘ってくれた雑貨店)

クルド人の町でもスーパーはいたって普通。

(バットマン中心街)
新旧明らかなる発展が見える町並み。
(ハサンケイフ入口の橋)

浸食の崖に続く洞穴部屋。

(ハサンケイフ北側)
歴史ある墓地に生活の跡。
(ハサンケイフ北側墓地)

遺跡と化しても久しく続く都市機能。

(ハサンケイフの橋)
周辺ではクルドの人々が普通の生活をしているのだ。
(ハサンケイフ旧橋前の丘)

天気の良い日はピクニック。

(ハサンケイフ北岸の廟)
苔に覆われた古い公衆浴場。野犬の住処。
(ハサンケイフ北岸のハマム跡)

南岸の崖には見晴らしの良いチャイ屋がある。

(ハサンケイフ南岸の崖)
さぁ城塞都市に登ってみよう。
(ハサンケイフ城塞)

洞穴部屋の中はこんな感じ。煤で黒ずんでいる。

(ハサンケイフ城塞)
頂上に広がる街並み。緑に輝く芝が凄い。
(ハサンケイフ城塞)

苔のむすまで栄えたのだ。

(ハサンケイフ城塞)
ここはクルド人の街。一般家庭にご招待。
(ディアルバクルのクルド人一般家庭)

クルド風ターバンのケフィ。色んな巻き方を教わった。

(ケフィを愛用する管理人)
住宅の広がる斜面を照らす朝陽。はるかに続く長城。
(ディアルバクルの城壁と住宅街)

駅には必ずチャイ屋があるのだ。

(ディアルバクル駅)
たくさんの餞別、そして鞄をもって旅を続ける。
(ディアルバクル駅)

目指すはシワス手前のカンガル。12時間はかかるだろな。

(ディアルバクル駅)