・ディブリィ

丘に築かれた城塞から斜面を下るようにして広がる、谷あいの小さな町です。細い坂道を石畳が続き、所狭しと商店がひしめ
き生活の活気が感じられるものの決してうるさくないのどかなところです。

とても良い状態で修復保存されたセルジュク様式の装飾が美しい豪華けんらんなモスクが、町のシンボルとして世界遺産に登
録されています。

近郊の町にはバルクルカプルジャと呼ばれる魚の住む珍しい温泉があり、この魚につつかれると皮膚病に効くことから、サナ
トリウムが併設されています。
今日も列車はアナトリアの丘陵地帯をゆっくり走る。
(ディアルバクル・カンガル間列車)

もうすぐマラティヤか。この湖は2回目だ。

(エラズゥ付近鉄道)
夜も明けたし、さあヒッチハイク開始。
(カンガル駅の踏切り)↓写真をクリック

珍しい温泉があると聞いてちょっと寄り道。

↑写真をクリック (バルクルカプルジャのサナトリウム)
おっほほタカってくるわ。周りは皮膚病治療者がいっぱい。
(バルクルカプルジャ魚温泉)

世界遺産の町にしては、随分おとなしいなぁ。

(ディブリィの街並み)
石畳が坂道に続く。これ全部手作業で敷き詰めているのだ。
(ディブリィの目抜き通り)

丘を登って絢爛と噂される金曜モスクを目指す。

(ディブリィのウルジャーミ)
凄まじいバランス感覚の装飾だ。美しい配置。
(同ウルジャーミの療養施設側入り口)

他の門装飾と重複のない。されど素晴らしいバランス。

(同ウルジャーミのモスク側入り口)
いくらなんでも無頓着…。その看板は大事でしょ?
(同ウルジャーミ物置の横に放置される世界遺産看板)

丘をさらに登ると町の城塞にたどりつくのだ。

(ディブリィ城塞への坂道)
城塞の裏手は、完全な谷。なるほど町が出来たわけだ。
(ディブリィ城塞の裏の崖)

町へ戻る頃は日暮れ。寒いから、お茶でも飲みたいな。

(ディブリィの中心街)
立ち寄った商店でお茶に誘われた。願ったりかなったり。
(パンを買ったディブリィの商店)

翌朝早くに駅に向かう。丘を下っていくと線路が見えた。

(ディブリィ駅)