・イスタンブールウォーキング

2008年の夏より中国から始めた長いシルクロードの旅は、半年の歳月を経てこの街で一里塚を迎えました。ここは一言で表せ
ない魅力に満ちあふれた街です。こんな街はわたしの知る限り、世界に類を見ません。

世界の歴史に名だたる各国・各大陸の文化の交錯点です。欧州の香りが漂うアジア文化の根底にイスラム基盤が敷かれ、ギリ
シャローマの豊穣がちりばめられています。世界の中心となった文化が混じり合った、世界の中心の街、それがイスタンブー
ルです。

現在はモダンイスラムで宗教的な制限は少なく、イスラム国家の中では女性でも自由に旅行をすることができます。一日目よ
りも二日目、二日目よりも三日目と魅力がどんどん掘り下がっていく街でした。主要な観光スポットはあまりに多いため、別
途まとめ、こちらでは町の様子などを写真でお伝えしています。
アジア大陸を横断し、ついにやってきた終着駅。
(アジア側ハイダルパシャ駅)

駅舎のすぐ向かいから、欧州側につなぐ船が出る。

(ボスポラス海峡横断船乗り場)
行き交う人の日常。私にとってはアジア最後の一歩。
(ボスポラス海峡横断船桟橋)

イスタンブールの夜景が海面にゆらぐ。あぁ…。

(ボスポラス海峡横断船)
オーラを全身で感じる。白いのは鳥の群れ。
(ブルーモスク)

旧市街を貫くトラム。さて、どこに行こうか。

(スルタンアフメット駅)
どこもかしこも人の息遣いにあふれている。
(イスタンブール大学)

こんな素敵なところで勉強できるんだ。

(海を臨むイスタンブール大学キャンパス)
都市と歴史建築が融合して違和感がない。
(ヴァレンスの水道橋)

住宅街の焦点の一幕。石畳と家のつくりが良い。

(ファティ地区)
この日は犠牲祭。子供がお菓子をもらいに商店に集まる。
(イェニカプ地区)

アップダウン。遠く煌めく海が石畳を照らしていた。

(クムカプ地区)
おなかが大衆食堂へ。高い観光レストランから逃げろ!
(ロカンタ)

トルコ名物目玉が他の魔除け。鬼がわらのよう

(ベヤズット地区)
洗濯物とカラフルな壁。うるさくないのが不思議。
(ベヤズット地区)

裏通りに軒を連ねるアートギャラリー。

(スルタンアフメット地区)
こちらは生活感のあふれるバザール。
(エジプシャンバザール)

二段重ねのやかんはチャイ専用。トルコでは一般的。

(エジプシャンバザール)
おおむね200メートル置きにある生活施設。
(数あるモスクのひとつ)

港までやってきた。日が暮れて今日もおしまい。

(ガラタ橋のたもとのシルケジ地区)
船の上で調理する鯖サンド屋。イスタンブールの一風景。
(エミノニュ地区)

橋の周辺は観光ショップでいっぱい。欄干の釣竿注意。

(ガラタ橋新市街サイド)
宿に戻ると宿泊客の誕生日パーティが開かれていた。
(日本人宿ツリーオブライフ)

地形と歴史建築だけはいつの時代も変わらない。

(イスタンブールの港の昔)
長い長いアジアからの道が、終わるところ。
(終着点ハイダルパシャ駅)

レトロでかわいいトラムが走る新市街目抜き通り。

(タクスィム地区)
中国・韓国・日本の違いなんかあってないようなもの。
(タクスィム地区の日本食レストラン)

女学生や家族連れが来る普通の店。誤解を恐れる。

(タクスィム地区の雑貨屋)
もともとはビザンツの帝都。ギリシャ正教会が散見される。
(タクスィム地区のセントアンソニカトリック教会)

さらに新市街の奥へ。ここはもうビジネスセンター。

(オスマンベイ地区)
観光客にはあまり見せない都会の顔。
(ガイレテペ地区)

スーツ姿のOLさんでにぎわうカフェは一杯7ドル。

(ガイレテペ地区)
売店にコンドームバラ売り?奥には男たちの行列。
(新市街の一角)

日本に、帰ろう…。

(トラムのチェンベルリタシュ駅)