・イスタンブールツーリズム

この街に影響を及ぼした文化たちは、人類史上の中でしばしば世界の中心になりました。バビロン、メソポタミア、ヒッタイ
トなどの古代文明。ペルシャとエジプトの世界決戦。エーゲ海に広がったギリシャローマそしてビザンティン帝国の興り。イ
スラム化と遊牧系騎馬民族の台頭、セルジューク、オスマン帝国…。どれも一度は耳にしたことがある文明ではないでしょう
か。欧州大陸、アフリカ大陸、アジア大陸、アラビア半島…、アメリカ以外のほぼすべての文化圏が網羅されています。

イスタンブールは長い歴史の中でこれらの文化の中心となり、そして交差点となって今にいたる世界遺産の都市です。ひとと
おり見て回るだけで、毎日休まず観光をしても3日は欲しいところです。

管理人の「観光」に要した日数は6日間でした。ここではダイジェストで、おもな見どころをお伝えしています。
潔い色に惹かれ。構造は典型的なトルコの大型モスク
(ベヤズットジャーミ)

ねこ。イスラム圏ではロン毛が多い。イケメンだな。

(モスク境内で日向ぼっこする猫)
ローマの時代の水道施設。センスを感じる街造り。
(ヴァレンスの水道橋)

敬虔なムスリムが多い。モスクにも個性があるのだ。

(ファティフジャーミ)
古い建物の間を縫うようにして商店がバザールに続く。
(リュステムパシャジャーミ)

もはやショッピングスポットというより博物館クラス。

(グランバザール:カパルチャルシュ)
優雅で荘厳で静かで重くて柔らかい一番好きなモスク。
(イェニジャーミ)

行きかう船の波にネオンがきらめく美しい風景。

(ガラタ橋たもと旧市街の海峡沿い)
モーゼの杖などの聖遺物庫、金銀の財宝庫は必見。
(トプカプ宮殿俯瞰図)

世界各国より集う品々が文化の交差点の証。

(トプカプ宮殿)
モスクに転用されたギリシャ正教会の総本山。
(アヤソフィア)

しっくいに塗り固められたモザイクが遺されている。

(アヤソフィア)
くぼみに指を入れ体を一回転させると願いがかなうらしい。
(アヤソフィア聖母マリアの手形)

青いステンドグラスとタイルの美しいイスタンの顔。

(ブルーモスク:スルタンアフメットジャーミ)
イスタンブール旧市街観光の中心の広場で今日もおしまい。
(スルタンアフメット広場)

一見何の変哲もない住宅街の建物の地下には…。

(安宿TOLの裏手の露地)
ビザンツの時の貯水子が。旧市街にはいくつもあるのだ。
(地下宮殿)

ギリシャ正教会建築のオリジナルがイスタンには多い。

(カーリエ博物館)
ローマのモザイクアートが見たければココでお腹一杯。
(カーリエ博物館)

旧市街をつつみこむ城壁は、いまや青春の土手。

(テオドシウスの城壁)
イスラム教とは正反対のような気がするローマの美学。
(トプカプ考古学博物館石棺)

緻密に描かれる絵物語。とても美しい。

(アレキサンダー大王の石棺)
凛として勇ましき女神。この館だけで4時間は欲しい。
(トプカプ考古学博物館ニケ像)

書物は財宝。コーランは神器。

(トルコイスラム美術館)
トルコ絨毯は深い歴史の中で確立された美術なのだ。
(トルコイスラム美術館)

聖典に則り神に捧げよ、肉を屠って、弱者に与えよ。

(街中が血の海に沈むバイラム「犠牲祭」)
今日はお洒落に新市街観光。クラシックトラムは70円。
(イスティクラール通り)

新市街と海峡をはさむ旧市街。夕日がすばらしい。

(ガラタ塔の展望台)