シルクロード写真 3.カザフスタン共和国
外務省:危険度色分け地図(参考)

●概要

208年7月末から8月頭にかけて中国の新疆地区よ
り鉄道でカザフスタンに入国しました。

折からのインフレでここ数年の間に物価が3倍近く上
昇しました。値段と質があまりにもかけ離れていると
いう印象があり観光の候補からはどうしても外れてし
まう国です。

カザック系とロシア系の人々が混在しています。人々
はロシア文化に馴染んでおり、伝統的な生活をしてい
る遊牧民は都市部からはほとんど姿を消しました。

アルマトィ ・シュムケント 


アルマトィ

第2の首都です。2008年夏にはインフレのさ中であちこち工事中でした。住民さえも住所や電話が変わって不便だというほど激しい都市化です。

とは言え、ほぼすべてのタクシーが要交渉の白タクだったり、バス停が無く手を挙げて飛び乗らなければならないなど、外国人にとっては極めて不
便な街でした。

街全体が南から北へ下りのスロープになっており、はるか南には雪をかぶった山脈を臨みます。


シュムケント

南カザフスタン州の州都のシュムケントは第2の首都アルマトィに次ぐ南の大都市です。外国人(特に日本人)が本当に珍しいようです。夏場の日差
しは大変強く、わたしは水を4リットルほど飲みました。

食費はアルマトィより若干安いですが、郊外のテュルキスタン(世界遺産のモスク)観光の拠点にされることが多く、また絶対的な宿不足のため、平
気で一泊60ドル前後取られます。

この街はカザフスタンのビール生産でも有名です。


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